PubMed利用停止について
医学研究科教務・学生支援室図書(閲覧)担当
(医学図書館)
2006年6月8日頃より6月22日まで,学内の一部の端末が米国
NCBI(National Center for Biotechnology Information)
のサイトへのアクセスを拒否されていました.
無料で世界中に公開されている医学文献データベースの
PubMed をはじめとして,NCBI の他のデータベース
(ゲノムデータベース等)
へのアクセスもできなくなったため大きな影響がでました.
連日,医学図書館,附属図書館およびKUINS等に,
障害の理由や復旧の目途について,多くの問い合わせが寄せられました.
図書館からは,利用者の皆様に,
電子ジャーナル・データベースの適正な利用について
再三注意を呼びかけているところではありますが,
さらに良識ある利用と周知徹底を心がけていただきたくお願いいたします.
1. アクセス拒否の経緯
本学の端末からNCBIサイトへ,
約16,000件の一般的な個人利用を超える数のアクセスが短時間の間に行なわれました.
何らかのプログラムを使った自動・大量のダウンロードであり,
不正なアクセスと見なされたため,
NCBIに当該IPアドレスからのアクセスを拒否されました.
京都大学の4つのプロキシアドレスのうち,
アクセス拒否されているアドレスからアクセスすると,
"Access Denied"という警告画面が表示され
PubMed にアクセスできません.
2. NCBI の見解
NCBIとKUINSとの複数回の交渉の中で,
- NCBIへのアクセスを占有したことでサーバへの負担が増大し,
世界中の他の利用者のアクセスを妨げたこと
- 大量ダウンロードを行ってデータを蓄積することは,著作権侵害の疑いがあること
との理由で,
「自動ダウンロードを行ったプログラムの停止を京都大学が保証しない限り,
アクセスを回復しない」という厳しい回答がNCBIより示されました.
無料のデータベースだからこそ,
一方的に強い措置が取られてもいたしかたありません.
3.アクセス拒否時の対処法
4.利用上の注意
今回のような不正利用により,たった一人の不用意な行為でも,
京都大学の全員に迷惑がかかり深刻な事態を招きます.
また,今後も同様の不適切な利用があれば,
アクセス拒否が繰り返されることになります.
次の点にご留意いただき,無料のデータベースであっても,
他の電子ジャーナル・データベースと同様,
適切な利用を心がけていただくようお願いいたします.
- PubMed は米国政府機関によって無料で提供されている公共サービスです.
- プログラム等を用いた大量のダウンロードや自動的なアクセス要求で占有する行為は,サーバに多大な負担をかけ,全世界の他の利用者のアクセスを阻害することになります.
- PubMed のデータや,データベースの構成には著作権が存在します.大量にダウンロード・保存することは,著作権を侵害する行為です.
- 良識に反する利用は,京都大学の信頼を損なうことにつながります.
!電子ジャーナル・データベースはルールを守って正しくご利用ください!
◇この件に関しては,下記のURLにもお知らせを掲載しております.
[注意] 学内の一部の端末からのPubMed利用不可について(医学図書館)
http://www.lib.med.kyoto-u.ac.jp/news/news20060609.html